飛んで火に入るバズのバグ
2025年8月に上げた短編です。
前回の「愛が世界を救うまで」の終了から割とすぐに着手した気がするんですが、なかなか話の結末が決まらず、しかもバイトを始めたり、さらにそのバイト先がクソだったりして私生活も安定せず…で難産な作品でした。短編にしては長い85ページだし。
初めは「動画配信者」「ランキング制」と、かなり王道を目指して構成し始めたものの、ちょうどその時悩んでいたこと(自分自身がプロトタイプのマイフィアテディで連載争奪ランキングの上位を目指していたので)と重なって、現実とお話の中を同じように悩みながら行ったり来たりしていました。
長く辛い戦いでしたが、今読んでもその時の気持ちが鮮明に思い出せる良い作品になりました。いまだ作り続けるクリエイター仲間に「わかる」「良かった」と言ってもらえてとても嬉しかったです。そしてこの作品に目を留めて下さった編集さんとお話をする機会をいただいてとてもありがたかったです。直接連載に繋がるとかではなかったのですが、実際にそれを仕事にしている方に声をかけていただけたこと、色々と教えていただいたことは嬉しいたからものです。ちなみに「王道を目指した」と言ったら言いにくそうに「王道ではないよね…」とおっしゃられて、私は一生王道者なんか描けないなと思いました。いい意味で。
商業ってとても難しい世界だなって改めて感じた一方、切実さや心のままに描くことの大事さを再確認しました。
「描きたいものを描いてしまった方が予後がいい」と言われたのがすごく心に残っています。
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